今回は、実際にスイミングスクールに通わせる際に理解するべき生の声を元にまとめさせて頂きました。
続けることによる成功体験も非常に大事ですよね。ぜひご参考ください。
以前寄稿いただいたスイミングスクールに通わせて良かった事も併せてご確認ください。
子どもの習い事として人気の高いスイミングは、通わせるメリットがたくさん思い浮かびます。
しかし、実際に子どもに習わせてみると、気づかなかった家族の負担に直面するケースも少なくありません。
スイミングを習わせるには、月謝のほか入会金や指定グッズに購入などにもお金がかかります。
そのため、「一度始めたら親の都合で簡単に辞めさせられない」という現状に目の前にしながら、大変でも頑張って続けさせている親もたくさんいるのです。
習い事にスイミングを選ぶのなら、メリットだけでなく“大変な部分“についても理解したうえで最終決定することが大切です。
今回は、実際に子どもをスイミングに通わせて大変だと感じる家族の負担についてまとめました。
●スイミングを習わせるうえで知っておくべき親の負担
子どもがスイミングに通うことになれば、毎月の月謝はもちろん送迎など家族の負担は確実に増えます。
実際にスイミングの習い事をしている子どもの親が感じる「大変なこと」を、具体的にご紹介いたします。
月謝が想像以上に家計を圧迫してしまった
スイミングの月謝は、スクールはもちろんクラスによっても料金が異なります。
月謝は6千円~8千円程度が相場となっており、体操教室やサッカーといった他運動系習い事と比べると、やや高めの金額です。
子どもは成長とともに、食費や学校費などなにかとお金がかかってきます。
そのため、初めは難なく支払えていた月謝でも、子どもにお金がかかり始めてくると家計を圧迫してしまうという家庭も少なくありません。
さらに、スイミングスクールによっては、月謝のほかにも年会費や登録料などが別途必要になる場合もあります。
指定水着などもサイズアウトをしたら新たに購入しなければならず、経済面で負担を感じる親は少なくないのが現状です。
レッスンのたびに送迎をするのが大変
3歳~6歳クラスの子どもは、自分でスクールまで行くことが困難です。
そのため、幼いうちは親の送迎が必須になります。
悪天候の日や親の体調が悪い日であっても、レッスンがあればスクールまで連れて行ってあげなければなりません。
こういった送迎の負担は、習い始めるときに覚悟はしていても、実際にはとても負担が大きいもの。
「子どもが楽しんでいっているから」と頑張って送迎をしても、「正直、今日は送迎を休みたい」と感じる親は少なくありません。
子どもがスイミングに行くのを嫌がる
子どもの体力UPや水嫌いを克服するためにスイミングを習わせる人も少なくないでしょう。
しかし、子ども自身が水やスクールの雰囲気に慣れるまでは、通うのを嫌がる場合も多いです。
嫌がる子どもをなだめるのも、親は体力を使います。
スイミングに楽しんで行ってくれない日が続くと、「こんなに大変なら、習わせなければよかった…」と後悔の念に駆られる人も多いです。
子どもの体調管理に気を遣う
スイミングは、水に浸かって行うスポーツであるため、他の習い事よりも体調管理に気を遣います。
体操やサッカー、野球などの習い事であれば、多少鼻水がでていても子どもが元気ならばレッスンに参加する人も多いです。
しかし、スイミングの場合は無理をすると体調が悪化する可能性もあるため、体調を万全にしてレッスンを受ける必要があります。
そのため、子ども体調を親がしっかり管理しなければならず、気が休まらないという苦労の声も多いです。
習い事に時間がとられ、宿題や勉強、夕食がおろそかになる
スイミングは水圧を受けながら全身運動を行うため、短時間でも運動量が多く、体力を消耗します。
幼稚園や小学校を終えてからのレッスンがほとんどなので、レッスンを終える頃にはもう夕方。
そのため、帰宅するころには疲れ果ててしまい、学校の宿題や勉強がおろそかになったり、夕食や入浴の時間がずれてしまったりすることも多いです。
こうした生活リズムが崩れることや、学業とうまく両立できないことに悩む親は、案外たくさんいます。
下の子を連れて見学するのが大変
他に兄弟がいると、レッスンに下の子を連れていかなければなりません。
レッスンの間、月齢の低い子をずっと待たせるのはとても大変です。
さらに、レッスンを受ける子どもがまだ自分で着替えなどの支度ができない場合は、親が毎回サポートをしてあげる必要があります。
下の子も世話も見ながら、着替えの手伝いをするのはひと苦労です。
工夫次第で解決できるデメリットもある
スイミングを習わせることには良い面もありますが、親の負担がかかる部分も少なくありません。
しかし、工夫次第で負担を減らすことができたり、あっさり解決できたりすることもあります。
〈月謝が家計を圧迫する〉→初めから余裕のある月謝のスクールを選ぶ
スイミングが他の習い事よりも高めであることは致し方のないこと。
しかし、月謝の費用はスクールごとに異なるため、まずはいくつかのスクールを検討し、月謝を比較することが大切です。
そのなかから、今後続けていくうえで家計の負担にならないよう、予算より少し低めの月謝で通えるところを候補に挙げましょう。
また、どのスクールも月謝が高い場合は、レッスンを週1回にするなど、家計に無理のない範囲で習わせることも大切です。
〈送迎の負担〉→歩いて通える近所のスクールを選ぶ
子どもが小さいうちは、親の送迎は必要不可欠です。
できるだけ送迎の負担が減り、所要時間が短く済むようにするには、家から近い場所にあるスクールを選びましょう。
家からすぐ近くのスクールなら、子どもが成長すれば自分で通えるようになりますし、送迎バス代もかからないので経済的な負担も増えずに済みます。
大変な声が多くありますが、スイミングスクールに通うにはそれだけを乗り越えても通うメリットはとても多くあります。
ご家族の皆さまは、ぜひとも長く続けられる環境を考え、整えてあげてください。
下記も併せてご確認ください。