多くの小学校では、体育の授業に「水泳」が組み込まれています。
そのため、幼児期から我が子をスイミングスクールへ通わせることを検討している方は少なくないでしょう。
小学校へ入り、いきなり水泳で困ることがないよう、スイミングスクールへ通って水に慣れておくことは、子どもにとっても自身に繋がり、活発的になるなどのメリットがあります。
しかし、スイミングスクールは人気の習い事であるがゆえに、選択肢も多いです。
スクールごとに、月謝はもちろんレッスン内容や時間帯も異なるため、何を基準にして選べば良いか迷ってしまう人がたくさんいます。
水泳を通して子どもの成長に良い影響を当たるためにも、子どもだけでなく親にとっても安心して通えるスイミングスクールを選ぶことが重要です。
スイミングスクールを選ぶ前に、「通う目的」を明確にする
まずは、「なぜ我が子をスイミングスクールに通わせるのか」
その理由を明確にすることが大切です。
子どもをスイミングスクールに習わせる目的や理由は、人によって違います。
ポイント
- 子どもを水に慣れさせたい
- 運動をする習慣をつけさせたい
- 子どもに体力をつけさせたい
- 親が水泳をしていた経験から、習わせたい
- 水泳の授業で困らない程度に泳げるようになって欲しい
- 将来、水泳の選手になってほしい
子どもに水泳を習わせる理由をざっとあげても、これだけあります。
見てわかる通り、「子どもを水に慣れさせたい」という理由と、「泳げるようになって欲しい」という理由では、目的がまったく別です。当然、スイミングスクール選びの基準にも違いが出てきます。
水泳に限らず世界で活躍するスポーツ選手の中には幼少期に水泳で体幹を鍛え、水中で自身の身体の動きを覚え、肩甲骨や股関節の可動域をあげる事で基礎運動能力を向上をした選手が多くいます。
このように、水泳に通う目的や理由によって、子どもにどのスイミングスクールが適しているのか変わってくるので、まずは通う目的を明確にすることから始めましょう。
スイミングスクールを選ぶときにチェックしておくべき項目
スイミングスクールを選ぶ際、多くの方が気になるのは「月謝」でしょう。
しかし、月謝を含む費用面以外にも、細かくチェックしておくべき項目があります。
ポイント
- 月謝
- 入会金
- 用品購入費
- 自宅からの距離
- スクールバスの有無
- レッスン時間、曜日
- 1クラスあたりの人数
- レッスン内容のレベル(選手クラスの有無など)
- コーチの質
- 設備環境
スイミングスクールに通う際、費用が発生するのは月謝だけではありません。
スクールによっては、入会金が万単位でかかるところもありますし、指定の用品を購入する必要しなければならない場合もあります。
また、幼いうちは子どもの送迎を親が行わなければならないため、自宅からの距離も重要です。
そのほか、レッスン曜日や、選手クラスの有無など、レッスンレベルもスイミングスクールによって異なります。
何を優先すべきかを考える
せっかく水泳を習わせるのなら、スイミングスクール選びに失敗するのは避けたいものです。
スイミングスクールを選ぶときは、月謝や送迎などさまざまな点を考慮し、続けていくために何を優先すべきかを考えましょう。
家計に負担のない範囲の「月謝」
どんなに評判の良いスイミングスクールでも、月謝が家計を負担してしまうようでは、結果的に続けていくのが難しくなる場合もあります。
月謝は毎月発生するものですから、家計に無理のない範囲で支払える額かどうかを考えることが大切です。
送迎に時間がかからない「距離」
週に1回のレッスンだとしても、月にして4回。
家からスクールまで距離がある場合、送迎の負担はもちろんのこと、子どもが自分で通うのも大変です。
また、車で通う場合は、駐車場の有無や駐車のしやすさなども重要なポイントとなってきます。
「遠方でも通わせたい」という場合は、将来的に1人で通うようになったときのことを考え、スクールバスの有無も確認しておくと良いでしょう。
子どもに合わせた、「レッスン内容のレベル」
スイミングスクールによって、レッスンのレベルにも幅があります。
泳げるようになることを前提にしているところもあれば、選手コースを設け、高レベルのレッスンを行っているところもあるのです。
高みを望んでいないのにレッスンが厳しいのは子どもにとって辛いですし、逆に選手を目指しているのに選手クラスがない場合だと、練習に物足りなさを感じてしまいます。
子どもの性格や目標に合うレベルの練習が行えるかどうかも、スイミングスクールを選ぶうえで重要なポイントです。
子どもが楽しく続けられる環境が一番大切!
どのスイミングスクールに通うのかを最終的に選ぶのは、子どもではなく親です。
月謝の金額や、送迎に負担がかからない距離などを考慮しなければ、現実的に習わせるのが難しいため、親目線でスイミングスクールをどこにするのかを選択するのは避けられません。
しかし、スイミングスクールを決める際にもっとも大切なのは、「子ども自身、楽しく続けられる環境」ということを忘れてはいけません。
まずは見学をしてみて、スイミングスクールを検討するのが得策
月謝やレッスン曜日などから検討し、気になるスイミングスクールがいくつか見つかったら、入会を決める前にまずは見学へ行くことをおすすめします。
見学することで、スイミングスクールの雰囲気もつかめますし、練習の様子や設備なども確認できるので、子どもに通わせるかどうか判断しやすいです。
また、今はインスタグラムやTwitterといったSNSでスイミングクラブが普段のレッスンの様子を発信している所も多くあります。
どんな先生がいて、どんな様子で楽しんでいるのかがとてもリアルにみられる場で、とても参考になるはずです。
お試し体験で、子どもがレッスンを受ける様子を確認できる
さらに、スイミングスクールでは、入会前に1度だけお試しでレッスンを体験できるところがたくさんあります。
お試しレッスンは、無料のところもあれば有料のスクールもありますが、1回限りなので割安なことがほとんどです。
コーチとの相性や指導レベルを確認するためにも、まずは子どもと一緒にスイミングスクールへ足を運び、体験してから検討しましょう。
さて、いかがでしたでしょうか。
水泳に通わせることで、子供が活動的になった。お友達が増えた。風邪気味だったのに、元気になった。
そんなお声をよく聞き、とても人気の習い事です。
続けることで成功体験を感じさせてあげる為にも、ご家族のサポートは不可欠です。
今後もお母さん目線の記事を追記していきますので、今後ともどうぞご参考ください。