ついにやってきたプール開き。学校の授業で陸上のスポーツは数多くやっていても、いざプールとなると道具が一気に変わるからスクール水着やゴーグル等、何を買ったらいいのか分からないし、サイズについても悩みがちですよね。
ここではその悩みを全部解決できるよう、水着販売一筋20年以上の水泳専門店MIHOROのスタッフがご案内します。今回ご紹介するのは特に小学生向けです。中学生向けは関連記事をご参考ください。
プール開きの必携品:水着、ゴーグル、キャップ、バッグ
初めてのプール開きとなると、何かが一つ欠けていてもいけません。まずは必須アイテムをまとめてみます。
- スクール水着:自由化の流れがかなり浸透していますが、まだまだ黒や紺色が主流
- スイムゴーグル:お子様の目を守る大事なアイテム
- スイムキャップ(水泳帽):見やすい色というのも大事
- スイムバッグ:頑丈で濡れたものを入れてもいいバッグ。
※オススメを記載しておりますが、学校によって指定が違いますので、お気をつけください。
スクール水着にはどんな種類があって、何を選べば良い?
スクール水着:デザインの種類
まずは画像で、最近人気のスクール水着についてその違いを見てみましょう。
一昔前と比べると結構変わってきていますよね。この辺りの違いを改めてまとめてみると
- (女の子):小学校低学年までは動きやすくて着易いワンピースタイプがまだ根強い人気
- (女の子):小学校中学年辺りから、露出の少ないタイプの人気が高まる
- (女の子):中はワンピースだが、外にフェイクスカートがついていて、機能性と可愛らしさが同居しているものも人気が高い
- (男の子):半ズボンぐらいの長さのボトムスが主流。ラッシュガードの着用もかなり一般的になってきている。
- 学校のプールでは運動することが目的の為、出来る限りぴったりとフィットするものが理想的です。サーフパンツのように裾がフィットしない水着や、極度にふわっとしたスタイリングは泳ぎにくくなるばかりではなく、ケガのもとになったりと運動にはやや不向きです。
- 様々な色が認められるようになってきたが、まだまだ黒や紺は根強い指定が多く、人気は高いです。
学校によって指定が大きく分かれますが、多くの学校が黒か紺色一色、ワンポイントロゴのみと言った指定が多いようですが、デザインは年々緩和傾向にあります。現在人気は下記のようなタイプです。
先輩ママパパが水着選びで悩んだ声
スクール水着のサイズ選びはどうする?
お子さんの成長は早いもので、サイズ選びには迷いますよね。
日本のジュニア水着はJIS規格が身長基準になる事が多いため、サイズ表記が130や140といった洋服でも良く見られるサイズ表記が一般的に多くあります。ただ、水着は洋服と違いますので、サイズ選びはやや難しくなりますが、平均的な体格の場合は身長を基準に選んでください。
・身長に対して平均よりがっしりしている→大きいサイズに
・身長に対して平均より細身→小さいサイズ、または成長を見越してサイズ通りにする。
・・・というように、体格に合わせてそれぞれサイズを上げ下げすると良いと思います。
先の成長を考えて、若干大きめをご購入される方もいらっしゃいます。プールに入れるのはとても短いシーズンでの利用ですからそういった選択肢もありですね。
ただ、大きすぎる水着は泳ぎ辛くなったり、ズレ落ちたりする可能性も考えておくことは大事です。お子さまがのびのびと泳げるちょうどいいサイズ選びもご検討してみてください。
学校プールでのラッシュガードの着用は?
最近では炎天下の日も多く、外でのプールではラッシュガードの着用を許可(または推奨)をする学校が急激に増加しつつあります。
かなり浸透してきてはいますが、各学校にルールが違いますので、ルールは学校に確認をしてみて下さい。
一般的なラッシュガードと安価なインナーとの違いは紫外線をカットし、塩素で劣化しにくいように耐塩素加工もしてあったりします。
ラッシュガードは普通の服よりもややタイトに作られていますが、シャツに近いようなゆったりしたものは泳ぐ練習にはやや不向きです。
学校スイミングプールでのゴーグルの選び方は?
数十年前の学校では子ども用ゴーグルを使用しない所も多かったのですが、今は安全面の配慮からゴーグルを付けるように変わっています。
(※塩素の入っているプールに眼を開けて泳ぐ事や、泳いだ後に洗う洗眼機が眼に良くないという研究発表もあります。)
そのため、ほぼ全ての学校で水泳の授業でゴーグルが導入されています。スイムゴーグルはこれから一生大事にする目を守る大事なアイテムですので、しっかりと合ったものを選ぶ事がお勧めです。
良いゴーグルとは、ちゃんと顔にフィットして、泳いだりした時にずれないものをいいます。専門店のスタッフとしては、SWANSやVIEWブランド物を断然お勧めしたいです。この2ブランドは日本国内でゴーグルを長年作り続けており、日本人の子どもの骨格を研究した上で作っている為、付け心地も良く、水漏れなどもしづらいような設計が施されています。
キャラクターが付いたゴーグルなどは子ども向けに安全を考えて上記のメーカーが作っている事も多いので、キャラクター付きゴーグルも性能をしっかりと比較すれば選択肢に入れても良いとは思います。
また、もう一つ気にしておきたい点として、学校のプールの多くは屋外にあるため、眼への紫外線の負担は意外と大きく、眼を紫外線より守る意味でもミラーゴーグルの方がより最適です。
学校スイミングでおススメのジュニアゴーグル
こんなゴーグルもある。選択肢に考えたい実用品
先輩ママパパが水着選びで悩んだ声
学校スイミングで使えるキャップは何が良い?
キャップについては昔と変わらず、500円前後と安価で着用しやすいメッシュキャップが主流ですが、かぶりやすさを重視した水着素材のツーウェイキャップも最近では人気になりつつあります。
海外では髪を守るという目的からシリコンキャップも選ばれる事がありますが、子ども一人では被るのがやや大変なことから日本ではまだあまり主流ではありません。
学校プールでおススメのスイムキャップ
先輩ママパパが水着選びで悩んだ声
スイムバッグ・プールバッグは持ち運べて使いやすいものを
昔ながらのラウンド型(丸型)の他に、ボストン(ショルダー)型も人気が高まりつつあります。
バッグ選びで気にしておきたいのが
・頑丈か
・たっぷり大きく使える(入口広く、沢山入る)
・濡れたもの専用のポケットが大きいか
・名前が書けるか
これに加えて何より子どもが
「カッコイイ(かわいいい)!これ持っていきたい!」
と思う事。これって何気に凄く大事だったりします。(笑)
ジュニアプールバッグの人気事例
プールバッグは毎年定番で発売されるものもあれば、毎年新作としてデザインが変わるものもあります。
今年発売のスポーツブランドプールバッグはこちらでご参考ください。
忘れがち?プール通いであると嬉しい便利アイテム
お子さんも大勢の人がいる場での着替えは気になりだす時期ですよね。着替えが気軽になる。当然大判のタオルの機能もかねているから、一枚で2役あってとっても便利です。女の子は触り心地重視、男の子はスポーツブランド重視が人気のようです。
「こんなの探してた!」そんなお声が多いのがこのゴーグル専用ネームプレート。ゴーグルのレンズに名前を書くわけにいかないし、ゴムの部分は油性マジックでもすぐに落ちてしまう。みんな似たゴーグルを付けていますから、せっかく子どものために良いゴーグルを購入されたのなら、これも一緒に購入が良いかも。
・ジュニアサンダル
みんな同じ場所でサンダルを脱ぐから、混ざっちゃうんですよね。名前を書く事や、ジビッツと言われるアクセサリーを付けたりすることって結構大事です。
いかがでしたでしょうか。
夏の間だけのプール開きですが、子供の頃の貴重な体験をぜひともご経験ください。
私たち水泳専門店MIHOROでは、日本のスポーツ用水着を専門として品揃えを強化しています。
商品の購入は上記リンクにもありましたよう、水泳専門店MIHOROのスクール向けプール開き特集をもしよかったらご覧ください。
おススメ記事