水泳で使えるウェアラブル端末speedo の MISFIT SHINE(ミスフィット シャイン)という商品をご存知でしょうか。
手元に届いてから数日使った感想をこちらに書いていきます。
使用感で気になる事は、大きく分けて3つです。
- 仕組み
- 水泳(スポーツ中)での利用
- 日常での利用
※この商品は現在日本での発売が終了しています。記事は発売時点のものです。
1.MISFIT SHINEの仕組み
スマートフォンとの連携を前提にしており、スマートウォッチの名に相応しいシンプルなフォルムです。
中に入っている3つのセンサーが手の動きを感知し、自動的に距離計測をしてくれるそうです。
水泳の他に、ランニング、サイクリング、ウォーキングと言った距離計測のスポーツから、テニス、バスケ、サッカーといった球技、ダンス、ヨガと言った本来は計測が難しいものまで。
3軸ジャイロが中に組み込まれており、手の動きや、脈などを計測しているようです。(GPSは入っていません)
充電等は必要なく、一回の電池交換で何と4カ月の連続使用可能という省エネ仕様。
時計としても一応使用できますが、機能がシンプルにそぎ落とされています。
この4カ月連続使用を実現したのは必要なものだけを取り入れ、必要ないものをそぎ落とした結果なのでしょう。
それがあってこそのシンプルさ、毎日付けていても違和感のない自然さ、着用の楽さがあるのだと思います。
2.水泳(スポーツ中)の利用
- スマホでスポーツの種類、プールの距離(25m、50mなど)を設定。
- スポーツ開始の前にMISFIT SHINEを3回タップ。
- スポーツ後に3回タップして終了。
- スマートフォン連携
さて、その気になる結果ですが、、、
今回は実測値でランニングマシーンで12.6kmランニングした後に、クーリングとして少し泳ぎました。
MISFIT SHINEが計測したのは下記です。
まず、ランニングについては少し計測値が違っていますが、ランニングマシーン(トレッドミル)という距離の移動が一切ない中で、手の動き(と振動?)だけでこれだけの近似値が出る事に驚きました。
GPS付きのスマホや腕時計でも、左右のブレなどで誤差が出るものですから、これは非常に良い数値と感じます。
外でも使用をしましたが、誤差はスマホアプリの計測と殆ど変わりませんでした。
次に水泳計測(平泳ぎ)
今回の計測データとしては少ないとは思いますが、それでも今の段階では結果ぴったり200mでした。
先ほどもそうですが、驚くのは手に付けているだけです。
手の動きやターンなどを自動的に感知し、どれだけ泳いだのかを自動的に計測しているのです。
流石speedoとの共同開発で出来たアイテムと言えます。
3.日常での利用
非常にシンプルなフォルムである事から、私自身は寝る際の着用もそれほど気になりませんでした。
外すのはお風呂の時ぐらいです。普段から着用する事で、日常ログを取る事が出来ます。
※スーパー内の買物で歩いた距離、駐車場から目的地までの距離なども計測してくれました。
これはタップしなくても計測してくれるみたいです。
睡眠ログ
着用したまま寝ることでレム睡眠とノンレム睡眠を記録してくれます。
本当、どんな仕組みなんでしょうね。
さらに、お友達とどれだけ運動したかを競う事も。
※Mr.Fitという男性平均のログしかお友達がいませんが…(笑)
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いかがでしたでしょうか。
ランニングではGPS時計などが沢山発売され、スマホでも気軽に距離計測出来るようになって、走る楽しみが増えました。
ですが、水泳ではGPSを使う事が出来ず、こういった商品開発は難しいと思われてきましたが、それでも水泳する人の事を思って、こうして生まれてくる魅力ある商品を応援したいと思います。
距離計測がどれだけ正確かについては、まだこれから色々試していこうと思っています。
今回の計測は平泳ぎでしたが、他の泳ぎだったらどうなるか。
トレッドミルで走ったのですが、角度を付けたらどうなるのか。
そういった事を試していく意味でも楽しみで、可能性の感じる魅力ある商品です。
(最初にも書いたように、この記事の投稿時は日本でも正式発売していましたが、今は購入が困難となりました。)