こんにちは。今日は競泳の大会でも良く使用されることの多いシリコンキャップを比較していきます。
水泳向けのキャップには大きく分けて下記の4つがあります。

その中でも今回ご紹介するシリコンキャップはその名の通りシリコンで作られており、スイムキャップの中では防水性とフィット感が高い部類に位置します。
シリコンキャップの中にも2種類あり、1つめが2枚のシリコンを張り合わせたような平面タイプ、そして予め立体で成形した立体タイプの2種類が主流です。
平面タイプはデザインの自由度が高く、ロゴや名入れなどにも利用されることが多い。
立体タイプは頭にシワができないため、水流抵抗(数値でみるとほんのわずかですが)になりにくい。
こんな違いがあります。
平面シリコンキャップ | 立体シリコンキャップ | |
メリット | 価格が安い デザイン性が高い 後でデザインを載せやすい | しわが出来にくい 流水抵抗が極めて少ない 記録を求める選手に良い |
デメリット | しわが出来やすい | デザインの自由性が低い 価格がやや高い |
こちらを発売している時点のシリコンキャップについてひとつひとつ調べてみた所下記のような表となりました。

品番 | ブランド | 価格 | 柔らかさ | 薄さ | 重さ | 追記 |
N2JW8000 | mizuno | ¥3,080 | 3(やや柔) | 普通 | 54g | 耳まで覆うタイプ N2JW8001(小) |
N2JW8002 | mizuno | ¥2,420 | 2(柔らかい) | やや薄 | 38g | N2JW8003(小) |
ARN-4400 | arena | ¥2,090 | 1(とても柔) | やや薄 | 46g | 公式大会不可 (ロゴが2つ) |
SE11922 | speedo | ¥3,740 | 5(硬い) | やや厚い | 100g | 大きめに覆う ホールド感が強い |
SA-10S | swans | ¥2,200 | 2(柔らかい) | やや薄 | 38g | ロゴに光沢感 |
ARN-0900 | arena | ¥3,300 | 4(普通) | 普通 | 50g | 後頭部にウェーブ M/Lサイズあり ARN-0900J(ジュニア) 前の模様が少し複雑 |
ARN-0400 | arena | ¥3,300 | 3(やや柔) | 普通 | 46g | 後頭部にウェーブ M/Lサイズあり ARN-0400J(ジュニア) ARN-0900のソフトタイプ |
さて、いかがでしょうか。
シリコンキャップは定番として長年愛用されているため、入れ替わることは基本的に少ないですが、メーカーの開発競争や、価格改定によって品番が変わることもあります。あくまでもこの記事を書いた時点としてご参考くださいね。