東京での新作展示会が定期的に開催されており、基本的に新作展示会の様子は写真NG、SNS拡散NG、他言NG
そんな制限が多いため、「面白いアイテムが沢山ありました。」ふわっとした印象の事しか書けないのですが、
イタリアの新興メーカーJakedさんは何でも写真OK、写真拡散OKという大盤振る舞いとあって、私たちも張り切って会場に行き、発信を張り切ります。
このJakedさんの展示会が開催されるのは
東京赤坂 IL CASITA(イタリアンレストラン)
カシータグループは、ホスピタリティが良い事で凄く有名なレストランで、イタリアブランドの世界観を“これでもか!”と感じさせてくれます。
◆展示会の内観
レストランのそこら中に飾られるJakedのイメージ写真がかけられている
モニターとマネキンが配置されています。
食品(サンプル)の内装とスイムキャップが並び
マネキン、水泳用品、食品サンプル・・・
一見すると少しシュールな画像のようにも見えますが、イタリアの世界観が統一されることで、個性が発揮されます。
他社のブランド展示会もブランドの世界観を表現することは多々ありますが、その世界観は基本的に水泳や競技としての世界観を創り上げています。
ですが、Jakedではおもてなしで有名なイタリアンレストランを選んだことで、この世界観へのこだわりが見えてきます。
水泳と日常との融合を目指していないと、中々こういった場所で展示会をしようという発想は生まれません。
全体の様子
◆展示内容
Jakedはイタリアブランドという、欧州の流れを汲んでいることもあって、すらっとした体格の選手が多くいます。
その為、高速水着はすらりとした体格の選手に適合しやすい傾向にあります。
また、デザインでは、日本国内とイタリアのデザイナーがそれぞれデザインをしており、明るい原色を多く使いながらも自然に楽しめるデザインが印象的です。
プリント水着では、デザインは海外、生産は日本というように役割分担も非常にしっかりと出来ている事から、プリント水着はそのデザイン性の良さから国内での人気も高めていっています。
◆高速水着の解説
Jakedが現在日本国内で発売する高速水着には2種類あり、J-KatanaとJ-KEELの2種類があります。
katanaもKEELもその名の通り、水を切るように泳ぐというような思いを込めて付けられています。
2016年は金藤選手がこのkatanaを着用して金メダルを獲ったことでも人気を博しました。
さて、それではkatanaの特徴をあげていってみます。
◆J-Katanaの特徴
・高速水着の中でも薄手で生地が柔らかく着やすい。
・一枚づかいで表面が滑るような感覚
・腰元を引き上げるような設計をしており、腰元が浮くような感覚が得られる。
・欧州の体型に合わせているため、細身の体型の傾向がある。
このような特徴があるため
・柔らかい生地で可動域が広くなる
・可動域が広くなるブレストや、バックストロークの選手にも人気が高い
・締め付けがきつすぎないため中長距離の選手にも人気
もちろん、これに限らず色んな方に人気が高いのが特徴的で、人気が広がっていっています。
オープンウォーターや、フィンスイマーといった新しい競技で人気が高まっていっているのも印象的。
体格のできている海外の選手に比べて、テクニックで泳ぐ選手の多い日本人に意外と合うのかもしれません。
◆J-Keelの特徴
そしてこれから知名度の上がることが予想されるJakedのKEELについて
katanaに比べて硬めで作られているため、katanaでカバーしきれなかったパワータイプの泳ぎをされている方にも相性が良いです。
Jコンプレッションと強い着圧を求める方にはKEELという選択肢も面白いです。
どちらも魅力的な水着ですが、その魅力的な特徴としてわかりやすいJaked katana が特に注目度が高めです。
外から見た玉虫色というか、レインボーに輝くのも、なんだか素敵なんですよね。
Katanaはこのような水着、みなさんはいかがでしょうか?
着用された方がいらっしゃったら、ぜひコメントもお待ちしています。
◆余談
実は展示会に夢中になっていたので、周りを全然見ていなかったのですが、
先日リオで見事金メダルを獲得した金藤選手がいます。
そう、金藤選手はJakedの選手でもあり、このブランドを扱う社員でもあるのです。
新作展示会では、こういった有名な選手を間近で見ることが出来る貴重な機会です。
普段はあまりお邪魔にならないように声を掛けないようにしているのですが、今回はこの会社の担当の方から
もしよかったら写真を一緒に撮りましょうか?とお申し出を頂き、その時に少しお話を聞かせてもらいました。
水泳の練習は体力的にも精神的にも凄く大変な事です。
それが世界クラスを目指すともなると、その練習の壮絶さは私には到底想像できるレベルではないのだとわかります。
引退とのはざまで勝ち抜いてきた方の芯の強さを感じます。
一緒に写真も撮って頂き、MIHORO宛てにサインまで頂いてしまいました。
これがその写真なのですが、金藤選手すらっと高くてカッコイイですね。
うん、私が小さいのではないですよ。
新作展示会会場がイタリアンレストランという事で、最後はイタリアンをお昼ごはんに頂きました。